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【思い出】川田拓矢先生②

そのあと、ほんとはダメなんですが)先生の連絡先を教えていただき、先生のおうちにお邪魔することができました。

5月5日GWになりますと歴代生徒が先生のうちに集まるらしい。わくわくします。

当日になると、僕は心臓バクバクでお邪魔しました。JR大宮駅を経由してきたんですが、駅に来ただけで動悸がすごい。

おうちに入りますと、奥様でしょうか。女性の方が迎えていただきました。

一階に和室がありまして、そこで先生とみんなが麻雀をしているとのこと。僕は麻雀が大好きだったので参加をさせて頂きました。(確か小四喜を誰かが出して張り紙までした記憶があります)

いやあ、楽しかったなあと2階に上がりご飯を食べたり、映画を見せて頂いたり(名画!セントオブウーマン・夢の香り)、すさまじい音響施設でボヘミアンラプソディのレコードを聴かせて頂いたり、大変思い出に残っています。日本酒「久保田の万寿」を飲んだりタバコをもらったりしました。

そこで気づいたのですが。

授業中、あんなに饒舌だった川田先生がどこにもいないんです。疲れているのでしょうか?シーンとしている。

30歳くらいの女性の方(元教え子)の人が言いました。

女性「先生って本当は静かだもんね。」

知らなかった。あんなに授業中ペラペラ言葉が出てくる先生が本当は寡黙な方だったなんて。ビックリしている僕にその女性が続きます。

女性「君はどうして今回来たの?」

ぼく「先生の授業を受けてファンになりました」

女性「先生の作品は全部読んだわけ?」

ぼく「一冊は…。他は時間が無くて」

女性「時間がない、時間がないって。おかしくない?」

ぼく「え?」

女性「時間はね、いくらでも「作る」もんなの。」

女性「じゃあ君は先生の作品が好きってより、先生の授業が好きなんだ?」

ぼく「ええ、まぁ…。作品よりも目の前に本人がいるわけですし」

どうやら僕は地雷を踏んだようです。

女性「先生はね、予備校講師っていうより、作家なの。そこを理解しないでここに来るなんて信じられない。」

ぼく「すいません」

何にも言えなくなりました。先生は黙っています。今度は奥さんが話します。

奥さん「タクちゃん(先生)が、一行一行書くのにどれくらいの力を入れてるのかが分かってないんじゃないの。アンタ。」

確かに。僕は普段の先生を知りません。

(続きます)

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今後も役に立てるような記事を書きますね!

それではまた!