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【これから受験する人へ】一刻も早い対策を!国語の正しい受験勉強とは

こんにちは。松橋国語塾 毎熊です。

秋になり受験勉強も佳境に入り始めるこの時期になりましたね。

以前のブログでは、受験勉強の失敗談をお話ししました。

そしてこのブログを読んでいる受験生の方は、過去の私と同じように受験勉強に対する焦りや悩みを感じているのではないでしょうか。

中でも国語は、自学自習をしようとすると「何をやればいいのかわからない」という印象を強く受ける方は多いですよね。

あえて言い切りましょう。学校の勉強と受験勉強は別物です

そんなわけで今回は、国公立・私立別の大まかな出題傾向と交えて、国語に特化して正しい受験勉強についてお話します!

国語の勉強方法は他の教科と比べてどのような特徴があるのか、そんなところにも注目してみてください。

出題傾向

 国公立私立
高校入試(難易度:中)記述問題あり(難易度:難)記述問題は少なめ
大学入試共通テスト・二次試験:記述問題がメインマークテストがメイン

※詳しくは各高校・大学の募集要項を確認してください。

高校入試:私立は過去問で65%を目安にとれるようにしておきましょう。

大学入試:大学入試の難易度は大学により様々です。難しい大学ほど、記述問題が多い傾向にあります。

私立は高校・大学ごとの特色が強い特徴があるため、志望校のリサーチが必要です。

受験勉強の流れ

①過去問を解きまくる

受験勉強の真髄は過去問対策にあります。志望校の過去問は今以上に解きまくってください。

具体的には、大学受験の場合は最低10年分、医学部志望の方は最低20年分です。

高校受験の場合は5年分ほど過去問がありますが、塾などでもっと昔の過去問ができると理想的です。

これを皆さん最低2週を目安に解きましょう。 受験勉強=過去問対策です。

出題傾向や難易度の把握・ペース配分の練習ができ、なにより質の良い問題が解けます。

募集要項など文字の情報だけで満足せずに、過去問を繰り返し解くことが、なによりも合格への道筋となります。

②文章問題よりも、単語の暗記が優先

つまずきやすい記述や文章問題に重点を置きがちではありませんか?

国語における勉強の一番の落とし穴は、「暗記」です。

記述・文章問題が苦手な原因にとても多いのは、暗記勉強がおろそかになっていること。

暗記勉強は基礎になる部分ですよね。その基礎ができていないと、記述・文章問題は苦手に感じやすいんです。

国語の勉強をするときは、暗記:60、読解:30、記述:10の割合で。

国語を苦手に感じている人は、まず選択問題ができるように暗記からやり直してみましょう。

そして、暗記勉強の本質は「忘れた後思い出す」ことです。その作業を繰り返すことで「覚える」ことに繋がります。

③学習環境を変えてみる

自分の家というのは「一番リラックスする場所」ですよね。

その環境で勉強に意識を切り替えようとしても、自分を見つめなおしてみると勉強モードにすぐ切り替えられていなかったり、勉強だけに意識がいっていなかったりすることはよくある問題です。

その一番の解決方法は、環境を変えること。

塾や自習室の必要性は、成績の良し悪しで決めるものではありません。

集中できる環境が常に用意されている。意識の高いライバルや塾友達がいることで、自分もやらなきゃ、とモチベに繋がり自然と勉強に意識が行く。

学校の授業と違い自分のペースで必要な勉強が効率的にできる。学習管理をしてもらえる。

塾や自習室のメリットは人によって変わります。なんとなくで選ぶのではなく、自分や目的に合った塾選びも大切です。

まとめ

国語の受験勉強についてお話してみましたが、前述した国語の勉強方法の特徴はなにか、気づきましたか?

正解は「特徴はない」です。国語だけ特別な教科と思われがちですが、勉強方法は他の教科と変わりありません。

しかし、国語という教科の特性上、すぐに伸びる教科ではありません。

今まさに国語で悩んでいるこれから受験生の人は、一刻も早く対策を始めましょう。

そして次回は、古文単語の暗記勉強について詳しくお話しするので、そちらもぜひ読んでくださいね。