こんにちは。群馬県No.1!国語専門学習塾 日本国語塾の佐藤です。
今回のブログでは、北海道大学の2024年度 総合型選抜の選考方法(一次・二次試験)・出題傾向について、深掘りしてまとめています。これから受験を考えている方はぜひ参考にしてください!
北海道大学の特徴
北海道大学は魅力がたくさん!一番はキャンパスが綺麗なところと日本屈指の広さをもつという点です。
図書館・図書室は全部で18ヵ所もあり、本館や北図書館はくつろげるオープンエリアも多めです。
大きいだけではなく、学部ごとに1つのビルを持っていたり、キャンパス内に大規模の実験施設もあります!!牧場もあるとか♪
道内出身者が多いように思いますが、半数以上が県外から入学してくる生徒です。
なのでほとんどが1人暮らし!キャンパスライフも楽しそうですね^^
また、北海道大学は総合入試というものがあり1年生では学部関係なく様々なことを学べます。その中で興味を持った分野を選び2年生になったらそれぞれの学部に進学ができるのです。(文転も可能です☆)
ただ、行きたい学部にいくためには1年生の成績が必要なので、遊びばかりだと行きたいところに行けなくなってしまいます。
メリット・デメリットがあるので、総合入試希望の方はよく調べてみてくださいね。
総合型選抜(フロンティア入試)Type1の出題傾向
※学部ごとに書いていきますね!!
対象学部:理学部(地球惑星科学科)
出願資格:高卒
募集人数:5名
選抜方法:1次選考⇒調査書、コンビテンシー評価書、自己推薦書
2次選考⇒総合問題、面接
問題の出題傾向:
基礎学力を有していることが前提条件になっている。
調査書、個人評価書、自己推薦書、総合問題及び面接等の結果を総合し、合格者を決定する。
第1次選考は書類選考で、調査書、個人評価書、自己推薦書により選考を行う。
個人評価書は高校の教師に作成してもらい、自己推薦書は志願者本人が記入する。
どちらも能力や意欲をアピールする重要な資料となる。
第2次選考は総合問題、面接。
総合問題では科学的基礎知識、論理性、判断力が問われ、面接では意欲、目的意識、論理的思考力が問われる。
対象学部:医学部(医学科・看護学専攻・放射線技術科学専攻・検査技術科学専攻・理学療法学専攻・作業療法学専攻)
出願資格:高卒
募集人数:4名~10名
選抜方法:1次選考⇒調査書、コンビテンシー評価書、自己推薦書
2次選考⇒面接(医学科のみ、2次選考は課題論文があります。)
問題の出題傾向:
第2次選考は第1次選考に合格した者に対して課題論文と面接が行われる。
課題論文は論理性、読解力、思考力、判断力等を問い、面接では主に理科、特に化学及び生物について高い理解力を有しているかを問うほか、意欲や目的意識、実行力、適性などを問う。
第2次選考時に利用する大学入学共通テストの成績は、最終合格者とするための得点条件を満たしているか否かの判定にのみ用いるものとする。
受験を要する教科・科目の合計得点が合格基準点(765点)以上という条件を満たさなければ最終合格の対象とならない。
対象学部:歯学部
出願資格:高卒
募集人数:5名
選抜方法:1次選考⇒調査書、コンビテンシー評価書
2次選考⇒課題論文、面接
問題の出題傾向:
第2次選考は課題論文と面接。課題論文は読解力、論理的思考力を問い、面接では、積極性、表現力、論理性、協調性、適性が問われます。
第2次選考時、大学入学共通テストの成績が合格基準点(670点)以上という条件を満たさなければ最終合格の対象となりません。
配点は、国語(200点)、地歴及び公民(100点)、数学(200点)、理科(200点)、外国語(200点)の計900点。※外国語(英語)においてリスニングを免除された者については,リーディング(100点満点)を200点満点に換算して利用します。
対象学部:工学部(応用理工系学科、環境社会工学科)
出願資格:高卒
募集人数:4名
選抜方法:1次選考⇒調査書、コンビテンシー評価書、自己推薦書、諸活動(英語能力など)
2次選考⇒課題論文、面接
問題の出題傾向:
第2次選考は、第1次選考に合格した者に対して、課題論文を課し、面接が行われます。
課題論文では、正確な科学的知識、論理的思考力、洞察力、作文能力を、面接では、意欲、目的意識、実行力、適性などが問われます。
大学入学共通テストの成績は、最終合格者とするための得点条件を満たしているか否かの判定にのみ用いられ、数学と理科の得点が教科合格基準点(225 点)以上という条件を満たさなければ最終合格の対象となりません。配点は、数学(200点)、理科(100点)である。
対象学部:水産学部
出願資格:高卒
募集人数:20名
選抜方法:1次選考⇒調査書、個人評価書、コンビテンシー評価書、自己推薦書、諸活動
2次選考⇒面接
問題の出題傾向:
第2次選考は面接が行われます。
面接では英語、数学、理科について、高い理解力を有しているかが問われる他、目的意識、積極性(意欲)、実行力、協調性、コミュニケーション能力等が問われます。
しっかり準備をして臨みましょう。
総合型選抜(フロンティア入試)Type2の出題傾向
対象学部:理学部(数学科、物理学科、化学科、生物科学科)
出願資格:高卒
募集人数:3名~14名
選抜方法:1次選考⇒調査書、個人評価書、自己推薦書
2次選考⇒面接
対象学部:工学部(応用理工系学科、機械知能工学科)
出願資格:高卒
募集人数:5名~15名
選抜方法:1次選考⇒調査書、個人評価書、自己推薦書
2次選考⇒面接
問題の出題傾向
趣旨・目的の書き出しが、「この世界を構成するすべての物質は周期表に記載された元素から成り立っています」である。
応用マテリアル工学コースの受験者は、こうした元素を制御するマテリアル工学への並々ならぬ興味が必須であろう。
今、「マテリアル」という言葉の意味がわからない人は、受験しないほうが良いでしょう。
一方、この分野が好きでたまらない人にとっては、その思いを存分にぶつけられる入試です。
求める学生像にも、「元素の性質、結晶の構造などに興味を持ち、本コースで積極的に学び、新しいマテリアル・材料をつくることを希望する学生」を筆頭にあげ、「将来さらに大学院まで進学し、マテリアル分野の研究者や技術者として国際的なリーダーになりたいという志望を持つ学生」、「マテリアル研究の実践および発展に取り組むため、自ら積極的に実験・観察を行う学生」などがあげられている。
自己推薦書、諸活動の記録には、ぜひこのあたりを踏まえて、自分がいかに「求める学生像」に近いかということを熱くアピールしてほしいですね。
募集要項:https://edu.career-tasu.jp/p/digital_pamph/frame.aspx?id=7500000-2-7&FL=0
まとめ
総合型選抜の書類選考や面接では、生徒の個性は大学が求める人物像(アドミッション・ポリシー)に沿っているか、生徒の大学での目的は大学の方針と合致しているか、という点が重要視されます。
どの大学でも、学部・学科ごとにアドミッション・ポリシーが設定されているので、まずは大学ごとの特色やアドミッション・ポリシーをしっかりとリサーチし、自分に合う大学を探してみましょう。
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今後も役に立てるような記事を書きますね!それではまた♪♪
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