こんにちは!塾長の松橋です。
逆接について解説していきます。読解問題が小説文だろうと説明文だろうと論説文だろうと、逆接がきたなととらえるのはとても大事です。
逆接とは、互いに矛盾するような事柄を述べることであり、逆接を表す接続語や表現を使うことで、文章の意味を深めることができます。
そしてなにより「答えを探すための最重要ポイント」がそこに隠れていることが多いということ。これが大事です。
「逆接」の種類
逆接を表す接続詞には、「しかし」「だが」「けれども」「ところが」などがあります。これらの接続詞は、前提となる情報と矛盾するような情報を後ろに続けることで、読者の興味を引き、深い理解を促す効果があります。
たとえば、「日本は安全で治安がよいと言われているが、最近では事件や犯罪が増えている」という文章があった場合、前半の情報と後半の情報が矛盾しているため、読者は注意を引かれます。
そして、この矛盾を解決するために、読者は前提となる情報や後ろの情報を考え、文章の意味を深く理解することができます。
全種類を覚え、逆接の接続詞だなと気づけるようにしてください!
逆説が活躍する場面
定期テスト対策というよりは受験において役に立ちます!公立高校受験、私立高校受験、共通テストで役に立ちます!
「逆接語」にチェックを入れよう!
逆接語(当塾では「しかしシリーズ」と呼んでいます)が来たら△印をつけます!
そして、その下の文章には必ず傍線を引きましょう!
これだけで難しい論説が構造的に把握でき、ビジュアルも変わります。文字だけだったのが図解されたようになり、情報が一気に整理されていきます。
「接続(詞)」を追え
逆接の前後で思考力や判断力を筆者は問うてくるのです。
どんなに長い文章でも、どんなに難解な文章でも、接続がどんなふうになっているのかを追えていれば、なんとかなります。
これが読解の極意ですが、これだけ知っていてもまだ不十分。
ドリルで慣れていくことが必須です。
ぜひ、うちの塾で習ってみてください。
日本国語塾(松橋国語塾)について
私たち日本国語塾では小学生・中学生・高校生を対象とし、中学・高校・大学受験に備えて指導をしています。
主に3〜5人で受講する集団授業と個別授業が合わさった少人数授業をしており、対面での授業の他に、県境を越えてオンライン授業も実施しています。
いずれも一度の授業で指導する生徒の数が少ないので、綿密な授業を行うことができます。
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