高校受験を控えた生徒にとって、国語の論説文は苦手分野の筆頭に挙げられることが多いです。塾で指導していても、論説文を前にすると「抽象的で分かりにくい」「選択肢で迷ってしまう」という声がよく聞かれます。
しかし、論説文は「読み方の型」を身につければ、安定して得点できる分野です。
今回は高校受験に挑む中学生におすすめの論説文対策を深掘りしてご紹介します。
◎つまずきやすいポイントを知る
よくみるつまずきやすいポイントはこの3点です。
- 抽象的な言葉の意味がわからない
例:「普遍的」「相対的」「客観的」など。語彙力不足で本文全体の理解が難しくなる。 - 筆者の主張と具体例の区別がつかない
「筆者が言いたいこと」と「説明のための例」を混同し、設問で誤答するケースが多い。 - 選択肢を「なんとなくの感覚」で選んでしまう
「たぶんこれかな…」で答えてしまい、本文根拠を探す姿勢が弱い。
◎読解の型を身につける
論説文の読解はセンスではなく「型」で攻略できます。おすすめは次のステップです。
- 段落ごとに役割を整理する
「主張/根拠/具体例」のどれかを意識してマークする。 - キーワードを線引きする
「しかし」「つまり」「なぜなら」など、論理のつなぎ言葉に注目。 - 選択肢は本文に戻って検証する
「根拠が本文にあるか」を絶対条件にする。
この習慣が定着すれば、論説文の正答率はぐっと上がります。
◎家でできるおすすめ勉強法
塾以外でも取り組める学習法を紹介します。
1)単語帳を作る
👉わからない抽象語や単語に出会ったら書き留めて、自分の言葉で説明できるようにする。
2)制限時間を意識して過去問を解く
👉本番形式の演習で、集中力と処理スピードを養成しよう。
◎過去問は必ず解け!(活用方法)
過去問は市販の赤本もあれば、データで公表している学校もあります。
志望校を早めに定めて、その学校の過去問を解きましょう。
1年分では足りません。遡って何年分でも解きましょう。
そしてここで大事なのは、”何パーセント取れたのか”だけではありません。
*合格最低点を割り出そう
合格最低点はその年によって変わります。偏差値が毎年変わるのと同じですね。
なので、解いた年の合格最低点を必ず出して、自分の点数と比べましょう。
一部の公立高校や私立高校は、入試後に「合格者平均点」「合格最低点」を公式に発表します。 この場合は公式サイトや募集要項で確認できます。
あとは、
*数年分解いて、毎回同じ出題箇所でミスしているところがないか?
試験には大問1,大問2のように区切りがありますが、毎年、それぞれの大問で出てくる問題(出題傾向)は変わりません。
(例えば、2024年度の大問1が小説文だったなら、2023年度の大問1も小説文。という事はあなたが受ける年の大問1も小説文、というわけです。)
数年分解いた後、毎回大問1の小説文で点数を落としているとわかれば、おのずと自分の弱点が小説文だと分かりますね。
大問ごとの出題傾向は学校によって異なるので、まずは志望校の過去問を解いて分析してみましょう。
流されるままに過去問を解いて”何点取れたな”で終わらせては、過去問を充分に活かせていません。
過去問は弱点を洗い出すためのツール。効率よく使って同級生に差をつけましょう。
まとめ
高校受験の国語で安定して点を取るには、論説文の攻略が欠かせません。
- 語彙を増やす
- 論理の型を身につける
- 過去問で実戦感覚を磨く
この3つを意識して取り組むことで、「抽象的でわかりにくい」から「得点源にできる」へと変わっていきます。
塾の現場でも、論説文を克服できた生徒は国語全体の偏差値が大きく伸びます。
苦手意識を持っている人こそ、今から取り組む価値がありますよ。
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