はじめに
「現代文が苦手だから、とにかく本を読まないとダメだろう」多くの受験生や保護者がこう考えています。
しかし実際は、現代文の成績アップに“読書習慣”は必須ではありません。
むしろ「正しい勉強法」を知り、演習と解法パターンを身につける方がずっと早いのです。
ちなみに、当塾では現代文が得意が生徒がたくさんいます。共通テスト9割取れた…!という生徒が毎年ゴロゴロでているのが事実です!!
読書が不要な理由
①試験問題は小説や評論の一部だけ
入試での現代文は長編を読み切る力ではなく、与えられた数千字の文章をどう整理し、設問に答えるかが勝負です。
それには読書は必要ないのです。
②設問にはパターンがある
内容一致、理由説明、傍線部の意味など、解き方には型があります。
本を読んで感性を鍛えるより、設問対応の技術を磨く方が効率的です。
③時間対効果が低い
小説を一冊読むのに数時間かかります。その時間を問題演習に回した方が、点数に直結します。
現代文の正しい勉強法
① 論理の型を学ぶ
現代文は「感覚」ではなく「論理」の科目です。
当塾では型のことを『ルール』と呼んでいますが、文章を読んでいく中で『見るべきポイント』と『見なくてよいポイント』に分かれます。
この文言が来たらそれ以降の文章は答えになりやすいから注意しようね、であったり、筆者の言いたいことは9割ここに書いてあるよ、だったり様々なテクニックが必要になります。
逆に言えば、テクニック(ルール)さえ身に付けてしまえば簡単に答えを導けるのです!
②語彙力の強化
現代文を読む上で必須なのが語彙力になります。
漢字や語句の意味、ことわざ、慣用句など、そもそも意味がわかっていないと文章を理解することができないですよね。
現代文が苦手な生徒さんはまず語彙力をつけることから始めてみましょう。
ちなみに当塾ではたくさんの暗記プリントを用意していて、受験生の夏休みまでに覚えようね、としています。
暗記モノは夏休みまでに終えられるように少しずつ頑張ってください。
③ 演習でアウトプット
知識は実践して初めて力になります。インプットだけではなく、必ずアウトプットをしましょう。
また1問解いたら「なぜその答えにしたか」を必ず言語化し、間違えたら原因を分析することが大切です。
読書は“プラスα”に過ぎない
もちろん読書自体は悪いことではありません!
語彙力や背景知識の補強にはなります。ただしそれは成績アップの「最短ルート」ではないというだけです。
国語に苦手、現代文が苦手、解き方がわからない…そういった方はぜひ当塾の無料体験授業にお越しください♪
まとめ
現代文に必要なのは感性やセンスではなく、論理的に文章を整理し、設問に対応する力(テクニック)です。
「読書しなきゃ…」と焦る必要はありません。正しい勉強法を実践すれば、現代文は必ず得点源に変わります!!
日本国語塾(松橋国語塾)について
松橋国語塾では、国語専門塾として日本TOPレベルの指導ができるよう、日々努力しています。
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