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現代文の得点力を上げる5つの技術― センスではなく、再現できる読解力を ―

昔から「国語に必要なのはセンスだ」と言われてきました。
しかし、センスでは点が安定しません。試験で必要なのは“再現できる技術”です。

現代文の“技術化”が成績を変える理由

― センス教育から、構造教育へ ―

多くの生徒やあまつさえ教師でさえ、「国語はセンスの科目」と思い込んでいます。
「なんとなく読めた」「雰囲気でわかる」といった曖昧な理解のまま、点数が安定しない。
そして苦手意識だけが残る――それが現代文の典型的な失敗パターンです。

けれども、国語は本来、“再現可能な技術”です。
文章には構造があり、筆者の主張には法則があります。
設問には意図があり、選択肢には作り方のルールがある。
これらを体系的に学べば、現代文の点数は安定して伸びていくのです。

たとえば、
・論理マーカー(しかし・つまり)をたどる「構造の可視化」
・筆者の主張を一文にまとめる「要約の技術」
これらはすべて「センス」ではなく「技術」です。

技術は、訓練すれば誰でも身につきます。そして、身についた技術は本番で再現できます。
松橋国語塾ではこの“再現性”を何よりも重視しています。

つまり、現代文の“技術化”とは、
感覚に頼る曖昧な勉強から、構造を操作できる学びへの転換。
読解を科学し、思考を見える化し、結果を設計する。
この変化こそが、成績を大きく変える最大の理由です。

「国語は難しくない。正しい方法で学べば、誰でも伸びる。」
――それが松橋国語塾の信念です。


得点につながる5つの技術

技術① ”言いたいこと”だけ読む(具体例は読み飛ばせ)

現代文は「問題を解くために読む」教科です。
文章を最初から感覚的に読むのではなく、設問の狙い(何を聞いているか)である”筆者の言いたいこと”を先に把握して読むことが重要。

覚えておいてほしいのは”筆者の言いたいことは抽象的である”こと。

抽象的な言いたいことを具体例で具体的にして説明する、これが長々とした文章の正体です。


技術② 論理マーカーで筆者の主張を見抜く

「しかし」「つまり」「一方で」などに線やマーカーを引くことで、筆者の主張を示すサインになります。
これを追うだけで、筆者の主張の流れが見えるようになります。


技術③ 筆者の主張を一文で言い切る

本文を読んだあと、「筆者は結局何を言いたいのか?」を自分の言葉で一文に要約できるかが勝負です。
この一文が書けないうちは、設問の正答率も上がりません。

「本文を読めば、要約くらいできるはず」
そう思っている学生は多いですが、実際にはそうはいきません。
要約とは、ただ短くまとめることではなく、文章の骨格を見抜く技術です。

要約が苦手な生徒の多くは、本文の中で「大事な情報」と「装飾的な情報」を区別できていません。
つまり、どこが筆者の主張で、どこが説明・例示なのかが見えていないのです。
本文をそのままなぞるように書いたり、逆に極端に短くして意味が抜けたりする――これが典型的な失敗です。

要約に必要なのは、「構造をつかむ目」です。
文章は必ず「主張―理由―具体例」のセットで書かれています。
筆者が何を言いたいのか(主張)、なぜそう考えるのか(理由)、どんな例を出しているのか(具体例)を見抜く。
この三段構造を整理できれば、自然と“要約の芯”が浮かび上がります。

逆に言えば、構造を意識しない読み方では、いつまでたっても要約は上達しません。
読むときに「筆者はいま、何をしているのか?」を意識する。
説明しているのか、反論しているのか、結論を出しているのか――この視点をもつだけで、要約力は格段に変わります。


要約ができるということは、文章の構造が正確に見えているということ。
センスではなく、構造をとらえる技術。それが、真の国語力につながります。


技術④ 選択肢はポジティブを選べ

選択肢問題における”否定”は答えではありません。

例えば、あなたの今日の夜ご飯に食べたいものが魚だったとしましょう。そこで「今日の夜ご飯は何が良い?」と問われたとき、なんと返せばよいでしょうか。

あなた
あなた

「肉は嫌だ」

といった否定だけの回答はNG。なぜなら、”肉以外のすべてが答えになってしまう”から。野菜も答えのうちに入ってしまいます。

否定も間違いではありません。しかし、あなたは魚だけが食べたいんです。

つまり、いつだって筆者の言いたいことは1つ。

選択肢問題で否定に惑わされてはいけません。ポジティブな選択肢を選びましょう。


技術⑤ 時間配分の技術

現代文の試験は、内容よりも「時間勝負」です。
理想は「設問確認3分 → 読解15分 → 解答7分」。
時間を設計して読むことで、焦りや読み飛ばしを防げます。

松橋国語塾では、読解15分をさらに短縮する技術も教えています。

もっと国語を極めたい人も、苦手意識をぬぐえない人も、是非松橋国語塾の門を叩いてください。


日本国語塾(松橋国語塾)について

松橋国語塾では、国語専門塾として日本TOPレベルの指導ができるよう、日々努力しています。

国語でお手伝いができることがございましたら以下のお問合せフォームにご連絡いただけると嬉しいです。

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今後も役に立てるような記事を書きますね!

それではまた!