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国語の本質は「具体例」ではなく「抽象」だ──「筆者の主張をつかむ」力の育て方──

なぜ国語が苦手になるのか?

「国語の文章が頭に入らない」「何を言いたいのか分からない」──
こうした悩みを持つ生徒の多くが、実は具体例ばかり読んでいることに気づいていません。

たとえば文章中に「スポーツ」や「家族」「テクノロジー」などの例が出てくると、
「この話はスポーツの話なんだ」「家族の話なんだ」と捉えてしまう。
しかし筆者が本当に伝えたいのは、その具体例の中にある抽象的な考え方です。

国語とは、文章を通して「個別の話」ではなく「一般化された考え」をつかむ教科です。
つまり、国語の読解とは抽象を読み取る訓練なのです。


具体例は「飾り」ではなく「道具」

国語の本文に登場する具体例は、筆者の主張を分かりやすくするための「説明用の道具」です。
しかし、読者がその具体だけに注目してしまうと、筆者の主張という“抽象部分”を読み逃すことになります。

たとえば、次のような文章を考えてみましょう。

人間関係は、スポーツのチームプレーに似ている。
個人の能力も大切だが、互いの信頼がなければ成果は出ない。

このとき筆者が言いたいのは、「サッカー」や「スポーツ」の話ではありません。
筆者が伝えたいのは、「人間関係において信頼が重要である」という抽象的な主張です。
具体例はあくまで“比喩”に過ぎません。


筆者の主張=「抽象化された考え」

国語の問題でよく問われる「筆者の主張」「本文の中心内容」とは、まさにこの抽象化された考えのことです。

筆者は具体的なエピソードを通じて、
「社会全体に通じる原理」
「人間に普遍的な心理」
「価値観の対立や転換」
といった抽象的テーマを語ります。

これを読み取るためには、本文を「具体→抽象」に変換して考える力が必要です。
ここが、国語の成績が伸びる生徒と伸びない生徒の分かれ目です。


松橋国語塾の読解指導:「具体→抽象」を三周で定着させる

松橋国語塾では、同じ文章を三回読む「三周プリント方式」で、具体から抽象へ思考を引き上げる練習を徹底しています。

【第一周:具体の整理】

まずは本文の「具体的な事実」「事例」「比喩」を正確に追い、
文章の流れを把握します。ここでは「内容理解」に集中します。

【第二周:抽象の発見】

次に、それらの具体例が何の説明になっているのかを考えます。
たとえば「動物の群れの話」なら「社会の協調」「人間関係」など、
一段階上の抽象概念を見つけます。

【第三周:抽象の一般化】

最後に、「この文章が伝えたい一般的メッセージ」を自分の言葉で言い換えます。
ここで初めて、筆者の主張が明確になります。

この三段階を繰り返すことで、生徒は「どんな文章にも共通する構造」を理解し、
どんな具体例が出てきても惑わされない再現性のある読解力を身につけます。


なぜ「具体」より「抽象」を重視するのか

抽象的な考え方を読むことは、単に国語の点数を上げるためだけではありません。
それは思考力・判断力・表現力の基礎でもあるからです。

現代社会では、膨大な情報を取捨選択し、共通点を見出し、一般化して考える力が求められています。
この「抽象化思考」は、まさに国語の読解そのものです。

松橋国語塾では、
「国語はセンスではなく再現性の学問」
という理念のもと、誰でも“思考の型”を身につけられる指導を行っています。


よくある誤解:「抽象=難しい」ではない

多くの生徒が「抽象」という言葉に苦手意識を持ちます。
しかし本来の抽象とは、「話の骨格をつかむこと」にすぎません。

たとえば「母親が息子に弁当を作る話」は、具体的には家庭の話ですが、
抽象的に読めば「他者への思いやり」「支える関係性」というテーマになります。

この「骨格」を見抜けるようになると、どんな長文もスッと理解できるようになります。


具体例を“捨てる”のではなく、“使う”

具体例を軽視するわけではありません。
むしろ具体例は、抽象を理解するための手がかりです。

たとえば、筆者が複数の例を挙げているときには、その共通点を探すことで筆者の考えが見えてきます。
つまり、「具体→共通点→抽象」という流れで読むのが正解なのです。

国語の読解においては、「具体例を覚える」のではなく、
「具体例から抽象をつかむ」姿勢が重要です。


まとめ:「国語=抽象を読む力」

国語の文章は、表面的にはさまざまな具体的話題(家族、社会、科学、文化など)を扱いますが、
その奥には必ず「抽象的な思想」「普遍的なメッセージ」が流れています。

松橋国語塾が教えるのは、具体に惑わされず抽象をつかむ“読みの型”です。
この型を身につけた生徒は、どんな文章でも自信を持って読み解けるようになります。

具体例を読むのではなく、具体例から「考え」を読み取る。
それこそが、国語という教科の核心であり、人生のあらゆる場面で活きる思考力なのです。


日本国語塾(松橋国語塾)について

松橋国語塾では、国語専門塾として日本TOPレベルの指導ができるよう、日々努力しています。

国語でお手伝いができることがございましたら以下のお問合せフォームにご連絡いただけると嬉しいです。

https://kokugo.love/contact/

今後も役に立てるような記事を書きますね!

それではまた!