――9割の人が誤解している“国語という教科”の正体
「うちの子、国語が苦手で……」
この相談を、私はこれまで何千回と受けてきました。
算数や数学なら「やり方がわからない」、英語なら「単語を覚えていない」と原因を説明できるのに、国語だけはこう言われます。
- センスがない
- 読書をしないから
- 小さい頃から国語が弱くて
- 文章を読むのが向いていない
しかし、はっきり言います。
国語が苦手な理由の9割は、才能でも性格でもありません。
原因は、もっと単純です。
「国語の勉強の仕方を、誰からも教わっていない」
ただ、それだけです。
国語は「感覚の教科」だと思われている
国語が苦手な人ほど、国語をこう捉えています。
- 何となく読む教科
- 気持ちを想像する教科
- フィーリングが合えば解ける教科
実際、学校の授業もそうです。
「主人公の気持ちを考えましょう」
「あなたはどう思いましたか」
これを十年以上続ければ、当然こうなります。
国語は、正解がよくわからない
国語は、頑張り方が見えない
国語は、やっても伸びない
結果、「国語が苦手」という自己認識が出来上がります。
しかし、これは国語という教科の本質ではありません。
国語は「言語処理の技術」である
国語とは、突き詰めれば
**「書かれている情報を、正確に処理する訓練」**です。
- 何が書いてあるか
- どこに書いてあるか
- それは誰の立場か
- どういう論理でつながっているか
これらを再現性をもって処理する力が、国語力です。
本来、国語は
・才能不要
・センス不要
・読書量必須でもない
極端に言えば、
「型」を知っていれば誰でも伸びる教科です。
それなのに、多くの人が国語を苦手に感じるのはなぜか。
理由は明確です。
国語だけ「勉強の型」が共有されていない
算数には公式があります。
英語には文法があります。
理科・社会には暗記範囲があります。
ところが国語には、
- 読解の手順
- 問題の解き方の順番
- 失点しないためのチェック項目
こうした「型」が、ほとんど教えられていません。
その結果、生徒は
- とりあえず全部読む
- なんとなく選択肢を見る
- 勘で選ぶ
- 間違える
- 「国語は苦手だ」と思い込む
という負のループに入ります。
これは能力の問題ではありません。
設計の問題です。
「国語が苦手な子」の共通点
これまで見てきた中で、国語が苦手な子には明確な共通点があります。
① 文章を「一気に全部読もう」とする
国語は最初から最後まで丁寧に読むものだと思い込んでいます。
結果、情報過多で頭が混乱します。
② 問いを意識せずに読む
「何を探しながら読むのか」が不明確なまま読み進めます。
当然、必要な情報を拾えません。
③ 根拠を言語化できない
「なんとなく合っていそう」で選択肢を選び、
間違えても理由がわからない。
④ 復習の仕方がわからない
間違えた問題を「解説を読んで終わり」にしてしまいます。
これでは、何年勉強しても国語は得意になりません。
国語は「同じ問題を繰り返す」と伸びる
ここで一つ、意外な事実をお伝えします。
国語は、新しい問題を次々解いても、ほとんど伸びません。
伸びるのは、
- 同じ文章
- 同じ問題
- 同じ設問
を繰り返したときです。
なぜか。
国語の正体は「答え」ではなく
**「思考プロセス」**だからです。
一度目はわからなくていい。
二度目で「こう読めばよかったのか」に気づく。
三度目で「この読み方を使えばいい」と再現できる。
この段階で、初めて国語力になります。
逆に、問題を解きっぱなしにしている限り、
国語が苦手な状態は一生続きます。
読書をしても国語が苦手な理由
「本を読めば国語が得意になる」と信じている人は多いですが、
これは半分正解、半分間違いです。
読書は
・語彙
・背景知識
・文章耐性
は確かに伸ばします。
しかし、
**「テストの国語」**を解く力とは別物です。
入試や模試の国語は、
・制限時間
・設問意図
・採点基準
という明確なルールの中で行われます。
ここに必要なのは、
読書量ではなく、読み方の技術です。
だからこそ、
本をたくさん読んでいるのに国語が苦手、という子が大量に生まれるのです。
国語が変わると、成績全体が変わる
国語が苦手なままだと、実は国語だけで終わりません。
- 数学の文章題が読めない
- 理科の実験考察が書けない
- 社会の記述で点が取れない
- 英語長文の内容が頭に入らない
すべて、「文章を処理する力」の不足です。
逆に、国語が安定すると、
- 全教科の理解が早くなる
- 記述問題で失点しなくなる
- 勉強時間が減る
- 成績が安定する
という変化が起こります。
国語は、全教科の土台です。
「国語が苦手」は、今日で終わりにできる
国語が苦手なのは、あなた(あるいはお子さん)のせいではありません。
正しい方法を知らなかっただけです。
- 国語には型がある
- 国語は再現できる
- 国語は繰り返しで伸びる
この事実を知った瞬間から、国語は「不安な教科」ではなくなります。
国語は、逃げる教科ではありません。
向き合えば、必ず変わる教科です。
もし今、
「国語が苦手でどうしていいかわからない」
そう感じているなら、まずは安心してください。
それは、伸びる前兆です。
国語は、正しくやれば、必ずできるようになります。
国語の解き方が知りたい方はぜひ当塾の無料体験授業にお越しください。
皆さんのご来塾お待ちしております◎
日本国語塾(松橋国語塾)について
松橋国語塾では、国語専門塾として日本TOPレベルの指導ができるよう、日々努力しています。
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