はじめに:高崎高校(高高)ってどんなところ?
群馬県が誇るトップの男子校、高崎高校(通称:高高)。
うちの塾からも毎年多くの生徒が志望しますが、この高校を一言で表すなら**「元気でおバカ(もちろん、最高の褒め言葉です)な生徒が多い学校」**です。
高崎女子高校(高女)が質実剛健で真面目な「田舎女子」感があるのに対し、高高の生徒たちはとにかくエネルギッシュ。
実は私自身、早稲田大学の出身なのですが、高高の生徒たちが放つあの「バンカラで、何かに熱中して突き抜けているノリ」は、早稲田の雰囲気に非常に近いものを感じます。
単に勉強ができるだけでなく、行事にも部活にも全力でぶつかっていく、人間としての魅力に溢れた男子が集まる素晴らしい環境です。
しかし、その自由で熱い環境に足を踏み入れるためには、当然ながら高い壁を越えなければなりません。
今回は、高崎高校合格のためのリアルな偏差値と、突破するための戦略をお伝えします。
① 合格の目安:偏差値67
高崎高校に合格するためには、**「偏差値67」**がひとつの大きな基準となります。
以前、高崎女子高校のブログで「偏差値64、500点満点中で410点は欲しい」とお伝えしました。
しかし、高高を目指すのであれば、それ以上の圧倒的な得点力が求められます。
ここで勘違いしてはいけないのが、「偏差値67だから、さぞかし難問奇問が出題されるのだろう」という思い込みです。
実は群馬県の公立高校入試問題は、全国的に見ると決して大した難易度ではありません。
国語に関しても、毎年平均点が70点近くになるほどの高水準なテストです。
つまり、高高受験において偏差値67を叩き出すということは、「難しい問題を解ける」ことよりも、**「皆が取れる問題を1問も落とさない」「簡単な問題で絶対にミスをしない」**という完璧さが必要です。
国語であれば、漢字や古文などの暗記問題は「満点死守」が当たり前。
その上で、「入試問題はすべて取りきる」という気持ちで臨まなければ、トップ層の争いから外れます。
② 模試:全国の偏差値はアテにならない
高高を目指す上で、もう一つ重要なのが「自分の現在地を正確に測ること」です。
「gsc統一テスト」という群馬独特の模試があります。高高志望者は、必ずこの模試を受けてください。
大手塾に行くと、その塾オリジナルの模試を受けるよう強く促されることがありますが、正直なところ、特定の塾限定の模試は群馬県の公立入試の判定としてはアテになりません(要するにテスト代金を稼ぐための施策です)。
また、全国規模の模試で全国平均や全国偏差値が出ても、群馬の入試を戦う上ではあまり意味がありません。
私たちが勝負するのは、あくまで「群馬県の入試問題」です。
gsc統一テストで偏差値67のラインを安定して出せるようになれば、合格は間違いなく近づきます。
③ 時間のあるうちに「高校内容」へ
「入試問題はすべて取りきる」レベルの実力がついてきて、「あ、このままでも高高には余裕で合格できそうだな」という状態になった優秀な生徒に、ウチの塾で必ず勧めていることがあります。
それが**「時間のあるうちに、高校内容の学習(暗記など)に入っておくこと」**です。
なぜ先取りが必要なのか?
それは、高校入学後に同じ机を並べることになるライバルたちの存在です。
中央中等教育学校や農大二高中等部といった中高一貫校の生徒たちは、圧倒的なスピードでカリキュラムを進め、中学生の段階ですでに高校内容の学習に入っています。
大学受験(特に難関国公立や早慶)を見据えた時、高校入試のレベルで満足して立ち止まっている暇はありません。
群馬県の簡単な入試問題で満点を取るのは通過点に過ぎないと考え、余裕があるならばどんどん先の世界(高校内容)に足を踏み入れてください。
※具体的に何をすればいいのか!?は塾でお話しましょう(笑)
④ 入学後のリアル:田舎という立地と「部活×勉強」の過酷な両立
最後に、無事に高崎高校に入学した後の「リアルな現実」をお伝えしておきます。
高崎女子高校が比較的アクセスの良い場所にあるのに対し、高崎高校は「田舎な場所(結構駅から離れた立地)」にあります。
これが何を意味するかというと、通学にかかる体力と時間のロスが大きいということです。
先ほども言った通り、高高は「元気でおバカ」なエネルギーに満ちた学校であり、部活にも全力で打ち込む生徒がほとんどです。
田舎の立地での過酷な通学サイクルに加え、ハードな部活の練習。
家に帰る頃にはクタクタになって泥のように眠ってしまう……という生徒が続出します。
だからこそ、高高生に絶対に必要な覚悟があります。
それは、**「どんなに疲れていても、必ず勉強時間は死守すること」**です。
部活が忙しいから、通学が大変だからと言い訳をして勉強時間を削れば、あっという間に全国のライバル(中高一貫校生や都会の進学校の生徒)から置いていかれます。
早稲田大学をはじめとする難関大学に現役で受かる生徒は、例外なく「部活と勉強の両立」を泥臭くやり抜いた生徒です。
終わりに
高崎高校への道のりは、偏差値67という高い学力と、「すべて取りきる」という完璧主義、そして入学後も続く過酷な両立生活を見据えた覚悟が必要です。
しかし、その壁を越えた先には、一生モノの仲間と出会える、最高に熱くて自由な3年間が待っています。
「絶対に高高に行きたい!」「でも、今の成績じゃ不安だ…」という方は、ぜひ一度当塾にご相談くださいね。
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