群馬県にある公立大学として知られる「高崎経済大学」。
「高経(たかけい)」という愛称でも呼ばれ、群馬県内の高校生だけでなく、全国各地から学生が集まる大学として知られています。
経済学部と地域政策学部の2学部を中心に構成されており、経済・経営・国際・地域政策・地域づくり・観光など、社会に出てから役立つ分野を幅広く学ぶことができます。
また、
「高崎経済大学は公務員に強いって本当?」
「偏差値はどのくらい?」
「入試は難しい?」
「実際の大学生活はどんな感じ?」
「友達はできる?」
「サークルには入ったほうがいい?」
「全国から学生が集まるって本当?」
など、受験生からすると気になることも多いでしょう。
この記事では、高崎経済大学について、基本情報や偏差値、学部、入試、就職、学校行事、部活・サークル、友人関係などを詳しく紹介します。
さらに、大学案内だけでは分かりにくい「実際の学生生活」のリアルな部分についても、学生目線で紹介していきます。
高崎経済大学の基本情報
高崎経済大学は、群馬県高崎市上並榎町にキャンパスを構える公立大学です。
1952年に創立され、1957年に4年制大学として開学しました。
現在は、
- 経済学部
- 地域政策学部
の2学部を設置しています。
経済学部には、
- 経済学科
- 経営学科
- 国際学科
があり、地域政策学部には、
- 地域政策学科
- 地域づくり学科
- 観光政策学科
があります。
特に地域政策学部は特徴的な学部です。
1996年に設立された地域政策学部は、全国で最初の「地域政策」を専門とする学部として誕生しました。
地方自治体、企業、NPO、地域住民などと関わりながら、地域が抱える問題について考えていくことを重視しています。
そのため、
「将来、公務員になりたい」
「地方自治体で働きたい」
「地域活性化に興味がある」
「観光について学びたい」
「まちづくりについて勉強したい」
という人には特に注目してほしい大学です。
高崎経済大学はどこにある?
高崎経済大学の所在地は、
群馬県高崎市上並榎町1300番地
です。
高崎駅から少し離れた場所にあるため、駅から徒歩で通学するというよりも、バスや自転車などを利用して通学する学生が多い大学です。
高崎駅周辺には新幹線やJR各線が乗り入れているため、県外から通学・帰省する場合には高崎駅を利用できるというメリットがあります。
一方で、大学と駅がすぐ隣にあるタイプのキャンパスではありません。
そのため、実際に大学へ通うようになると、
「駅から大学までどう移動するか」
ということは意外と重要になります。
学生の中には、高崎駅からバスを利用する人もいれば、JR高崎問屋町駅などから自転車を利用して通学する人もいます。
このあたりは、オープンキャンパスなどで実際にキャンパスまで行ってみると、大学生活を具体的にイメージしやすくなります。
高崎経済大学の偏差値は?
高崎経済大学の偏差値は、一般的には50台後半~60台前半程度が一つの目安になります。
ただし、偏差値は学部・学科・入試方式・予備校によって異なります。
そのため、
「高崎経済大学=偏差値○○」
と一つの数字だけで判断するのはおすすめできません。
特に高崎経済大学は公立大学であり、共通テストを利用する方式などもあるため、単純な偏差値だけでは入試難易度を判断しにくい大学です。
重要なのは、
「自分の得意科目と高崎経済大学の入試科目が合っているか」
ということです。
例えば、国語・英語・社会などを中心に勉強してきた生徒であれば、科目の相性によっては非常に狙いやすい大学になる可能性があります。
反対に、偏差値だけを見て、
「このくらいなら簡単そう」
と考えてしまうのは危険です。
公立大学なので、募集人数や入試方式によっては競争が激しくなることもあります。
「偏差値がこのくらいだから大丈夫」ではなく、共通テストで何点必要なのか、二次試験でどの科目が必要なのかを確認することが重要です。
2027年度入試についても、経済学部・地域政策学部それぞれで入学者選抜が実施されます。最新の募集要項・日程は必ず大学公式の入試情報で確認しましょう。
高崎経済大学は公務員に強い?
高崎経済大学を語るうえで外せないのが「就職」です。
特に有名なのが、公務員への就職に強い大学であることです。
ただし、
「高崎経済大学=公務員になる大学」
というわけではありません。
実際には、民間企業へ就職する学生も非常に多く、金融、情報通信、製造、サービス、流通など、さまざまな業界へ卒業生を送り出しています。
大学ではキャリア支援センターを設置し、
- 就職相談
- 就職ガイダンス
- インターンシップ
- 筆記試験・ES対策
- グループディスカッション対策
- 面接対策
- 公務員試験対策講座
- OB・OGとの交流
など、幅広い支援を行っています。
2024年度卒業生の就職先を見ると、群馬県庁、高崎市役所、長野県庁などの公務員だけでなく、群馬銀行、しののめ信用金庫、日本政策金融公庫、JR東日本、富士フイルムビジネスイノベーションジャパン、良品計画など、さまざまな企業・団体への就職実績があります。
つまり、高崎経済大学の魅力は、
「公務員にも民間企業にも進める選択肢の広さ」
にあります。
経済学部では何を学ぶ?
経済学部には、
- 経済学科
- 経営学科
- 国際学科
の3学科があります。
「経済学部」という名前から、
「数学が苦手だと大変なのでは?」
と思う高校生もいるかもしれません。
確かに経済学では統計や数学的な考え方を使うことがあります。
しかし、経済学部で学ぶ内容は数学だけではありません。
経済政策、金融、企業経営、国際経済、日本経済、地域経済など、社会に関わるさまざまなテーマを扱います。
経済学科では、経済理論や経済政策だけでなく、日本や世界の経済、地域経済などについても学びます。
また、経済学部では2年次後期から基礎ゼミが始まり、4年次の卒業までゼミで専門的な学習を進めます。
大学で「授業を聞いて終わり」ではなく、少人数のゼミで研究や発表を行う機会があることも、高崎経済大学の特徴です。
地域政策学部では何を学ぶ?
高崎経済大学ならではの学部といえるのが地域政策学部です。
地域政策学部には、
- 地域政策学科
- 地域づくり学科
- 観光政策学科
があります。
例えば、
「地方の人口減少をどうするか」
「観光客をどう増やすか」
「地域の産業をどう活性化するか」
「地方自治体はどのような政策を行うべきか」
といった問題について学びます。
単に教科書を読むだけではなく、地域の実情を調査したり、データを分析したり、グループで議論したりしながら学ぶことができます。
地域政策学部では2年次後期から演習(ゼミナール)が始まり、ゼミや卒業論文も重視されています。
そのため、
「地域について勉強したいけれど、将来の職業はまだ決まっていない」
という高校生にも向いている学部です。
高崎経済大学の学校行事
大学生活といえば、授業だけではありません。
高崎経済大学には、大学ならではの行事もあります。
代表的なのが、
「三扇祭(みつおうぎさい)」
です。
三扇祭は高崎経済大学の大学祭で、学生が中心となって企画・運営します。
2025年には第68回が開催され、長い歴史を持つ大学行事となっています。
大学祭では、サークルや学生団体による企画、ステージイベントなどが行われ、普段の講義とは違った大学の雰囲気を感じることができます。
また、高崎経済大学にはもう一つ有名な伝統行事があります。
それが、
「鶴鷹祭(かくようさい)」
です。
これは山梨県の都留文科大学との間で行われる総合体育対抗戦です。
2026年には第50回が開催されました。
こうした行事を見ると、高崎経済大学は「勉強だけをする大学」というよりも、学生同士の交流や課外活動も大切にしている大学だということが分かります。
部活・サークルはどんな感じ?
大学生活でぜひ活用してほしいのが、部活やサークルです。
高校までと違って、大学では自分から動かなければ人間関係が広がりにくくなります。
そのため、
「大学に入れば自然に友達ができる」
と思っていると、少し苦労する可能性があります。
高崎経済大学ではさまざまな部活・サークルが活動しており、スポーツ系、文化系、学術系など、自分の興味に合わせて参加できます。
部活やサークルの大きなメリットは、友達ができるだけではありません。
先輩から、
「この先生の授業はどう?」
「この授業はテストで何が出る?」
「履修登録はどうすればいい?」
「この授業は取ったほうがいい?」
など、大学生活に関する情報を教えてもらえることがあります。
大学生活では、こうした「先輩からの情報」が意外と重要です。
高崎経済大学の友人関係は?
高崎経済大学の大きな特徴の一つが、全国各地から学生が集まることです。
群馬県内の高校出身者だけでなく、県外から進学してくる学生も多いため、高校までとは違った人間関係を築くことができます。
例えば、
「出身県が全然違う」
「高校時代には会ったこともないような地域の出身者」
といった友人ができることも珍しくありません。
これは地方の公立大学としては大きな魅力です。
一方で、大学では高校までのように「クラス全員が毎日同じ教室に集まる」という環境ではありません。
授業ごとにメンバーが変わるため、
自分から話しかけなければ、友人関係が広がらない
ということもあります。
特に1年生の最初は、新入生向けのイベントやサークル活動に積極的に参加することをおすすめします。
「大学で友達を作るのは思っていたより難しい」
というのは、多くの大学生が感じることでもあります。
だからこそ、入学直後に積極的に動くことが大切です。
【内部事情】高崎経済大学の学生生活で感じやすいこと
ここからは、大学案内だけでは分かりにくい「学生目線」の話です。
高崎経済大学に限らず、大学生活では「自分から動く力」が非常に重要になります。
高校までは先生から、
「次はこの授業です」
「この課題を提出してください」
「テストは○日にあります」
と細かく指示されることが多いでしょう。
しかし大学では、自分で履修科目を決め、自分でスケジュールを管理しなければなりません。
そのため、
「自由になった=楽になった」
とは限りません。
むしろ、自分で管理する能力がないと大変です。
また、単位についても、
「とりあえず授業に出ていれば大丈夫」
とは限りません。
講義によって評価方法は異なるため、シラバスを確認し、課題・試験・出席などを自分で管理する必要があります。
ここで重要になるのが、先ほど紹介した友人関係です。
同じ授業を履修している友達がいれば、
「今日の課題やった?」
「テスト範囲ここだよね?」
など、情報交換をすることができます。
もちろん、他人任せにするのはおすすめできません。
しかし、大学では友人や先輩との情報交換が学習面でも大きな助けになることがあります。
高崎経済大学は「地元の大学」というイメージだけではもったいない
高崎経済大学という名前から、
「群馬県内の学生が中心の大学」
というイメージを持っている人もいるかもしれません。
しかし、実際には全国各地から学生が集まっています。
これは高崎経済大学の非常に大きな特徴です。
地元・群馬県について深く学ぶことができる一方で、全国から集まった学生と交流することもできます。
将来、群馬県内で就職したい人にとっても、県外に出たい人にとっても、選択肢を持ちやすい大学といえるでしょう。
高崎経済大学はどんな人におすすめ?
ここまで紹介した内容をまとめると、高崎経済大学は次のような人におすすめです。
① 公務員を目指している人
地方公務員を目指している人には特に相性のよい大学です。
公務員試験対策講座など、大学のキャリア支援を活用することができます。
② 地域活性化に興味がある人
「地域政策」「まちづくり」「観光」「地方創生」などに興味がある人には、地域政策学部が非常に魅力的です。
③ 経済・経営・金融を学びたい人
銀行や信用金庫など金融業界をはじめ、幅広い民間企業への就職を考えている人にも向いています。
④ 全国の友人を作りたい人
全国各地から学生が集まるため、群馬県外の友人を作りたい人にもおすすめです。
⑤ 大学生活と勉強を両立したい人
勉強だけでなく、部活・サークル・大学祭などにも取り組みながら大学生活を楽しみたい人にも向いています。
高崎経済大学に合格するために必要なこと
高崎経済大学を目指すのであれば、まずは「偏差値」だけを見るのではなく、入試科目を確認することから始めましょう。
特に公立大学は、共通テストと個別試験の組み合わせによって対策が変わります。
そのため、
「今の自分の成績ならあと何点必要なのか」
「共通テストでどの科目を伸ばすべきなのか」
「二次試験で必要な科目は何なのか」
を具体的に考える必要があります。
そして、高崎経済大学を目指す高校生にとって、意外と重要になるのが国語力です。
地域政策や経済を学ぶ大学だからこそ、文章を正確に読み、資料を読み取り、自分の考えを論理的にまとめる力は大学入学後にも必要になります。
大学の地域政策学部が求める学生像でも、日本語の「読む・聞く・話す・書く」技能や、資料を分析する力、論理的に考えて自分の考えを伝える力が挙げられています。
つまり、受験勉強で身につけた国語力は、大学に合格するためだけのものではありません。
大学でレポートを書いたり、ゼミで発表したり、就職活動でESを書いたりするときにも役立ちます。
まとめ|高崎経済大学は「公務員だけの大学」ではない
高崎経済大学は、群馬県を代表する公立大学の一つです。
今回紹介したポイントをまとめると、
- 公立大学として長い歴史を持つ
- 経済学部と地域政策学部がある
- 経済・経営・国際・地域政策・地域づくり・観光などを学べる
- 公務員への就職に強い
- 民間企業への就職先も幅広い
- 全国各地から学生が集まる
- 三扇祭や鶴鷹祭などの伝統行事がある
- 部活・サークルなど学生生活も充実している
- ゼミを通して少人数で専門的な学習ができる
- 地域活性化や地方創生を学びたい人に向いている
という特徴があります。
高崎経済大学の最大の魅力は、
「公立大学としての学費面のメリットを持ちながら、全国から学生が集まり、経済・地域政策を中心に幅広い進路を目指せること」
ではないでしょうか。
特に、
「群馬県で公務員になりたい」
「地方創生について学びたい」
「金融業界を目指したい」
「経済や経営を学びたい」
「観光や地域づくりに興味がある」
という人にとっては、ぜひ候補に入れてほしい大学です。
ただし、大学選びでは偏差値だけで決めるのはおすすめしません。
実際にキャンパスを訪れ、大学の雰囲気を感じたり、オープンキャンパスで学生や先生の話を聞いたりすることも非常に重要です。
「自分が4年間ここで過ごしたいと思えるか?」
という視点で大学を選んでみてください。
高崎経済大学を第一志望として考えているのであれば、早い段階から入試科目を確認し、共通テスト対策と個別試験対策を計画的に進めていきましょう。
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