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秋にぴったりな古文を読もう!

みなさん、こんにちは。

日本国語塾です。

さて、じきに秋がやってきますね。暑さはまだまだ残りますが、そこはそれ。文化の秋、文学の秋です。
古典文学には、移ろう季節や、もの寂しさを繊細に描いた作品が数多く残っています。
現代の私たちも、その情景や感情に共感できるというのはとても感慨深いものがありますから、おすすめです。

私がおすすめする、秋にぴったりな古文を紹介します!


おすすめ1:『枕草子』 清少納言

有名な冒頭「秋は夕暮れ」。
夕空の紫色、渡る雁、光る雲――視覚・聴覚・色彩感覚が鮮やかに広がります。
古文特有の省略や言葉の響きを意識して読むと、リズムの心地よさに気づきます。


おすすめ2:『徒然草』 吉田兼好

第137段には、秋の野山を歩きながら自然を愛でる情景があります。
「もののあはれ」を感じる一節が多く、現代文の評論にもつながる感性を磨けます。


おすすめ3:『源氏物語』 紫式部

「紅葉賀」や「夕顔」など、秋の情景と人の心が交錯する場面が豊か。
恋の機微や人間関係の描写は、現代人にも通じる心理の細やかさがあります。


読むときのポイント

  • 原文と現代語訳を並べて読むことで意味を理解しやすくなる
  • 季節の言葉(秋・月・紅葉・雁など)を意識して探すと情景が見えやすい
  • 気に入った一文を声に出して読むと、古文のリズム感が身につく

秋の古文は、単なる勉強以上に「日本語を味わう時間」を与えてくれます。
静かな夕方、机の上に古典作品を広げて、千年前の秋を旅してみませんか。
その経験は勉強にも、日々の言葉づかいにも必ず活きてきます。