みなさんこんにちは、松橋国語塾 浅海です♪
今日は私が最近読んだマンガ本についてあらすじと感想を書いていきます☆
実は私、あまり本やマンガを読みません。笑
ですが、この本は読みやすいうえに読んでいて面白かったので紹介しますね。
ちなみに私が読んだ本は『まんがで読破』というシリーズになります。
クリスマス・キャロル(作:ディケンズ)
皆さんはディケンズの小説『クリスマスキャロル』を読んだことはありますでしょうか?
クリスマスに起こった不思議な出来事により
今までの行いを反省し、貧しい人たちに救いの手を差し伸べるという心温まるストーリーになります。
あらすじ
『クリスマスキャロル』は、英国イギリスの文豪チャールズ・ディケンズの小説です。
金の亡者である主人公・スクルージがクリスマスイブに様々な不思議な体験をする事で改心する物語になっています。
主人公のエベネザー・スクルージは、金持ちで嫌われ者の老人です。
彼はクリスマスの祝いを全くせず、他人の幸せを妬みながら生活しています。
冷酷でケチな老人スクルージが、以前の共同経営者であったマーレイの幽霊と、
そのマーレイの幽霊によって呼び起こされた過去の精霊、現在の精霊、未来の精霊の導きによって
親切な心を取り戻すまでが描かれたストーリーです。
第一の精霊:過去
ある日眠りにつくと目の前に精霊が現れました。最初に現れたのは過去の精霊です。
精霊はスクルージを過去に連れ戻し、少年時代に家族と過ごしたクリスマスの日々を見せます。
スクルージは過去の記憶をたどるうちに、青春時代、自分が夢にあふれていた自分の姿を見ることになります。
後悔と悲しみに暮れながらも、スクルージは幸せだった過去を思い出します。
第二の精霊:現在
次に現れたのが現在の精霊になります。
スクルージは精霊に連れられて、クリスマスを祝う人々を観察します。
クリスマスツリー、七面鳥の料理、家々の歓声…
精霊はスクルージにクリスマスの喜びを教えてくれます。
そこで出会うのが余命わずかの不幸な少年。
スクルージは命の儚さを思い知らされ、少年の治療費を負担することを申し出ます。
が、精霊はそれを一喝し、『お前が思っている以上に、世界には救いを求めているものが大勢いる』
という現実を突きつけます。
スクルージは、煌びやかクリスマスの背後で人知れず死んでいく、
恵まれない人々の苦悩に気づくのです。
第三の精霊:未来
最後に現れたのは未来の精霊です。
この精霊はスクルージを未来に連れていきます。
スクルージの目に映るのは、布をかけたれた人間の遺体です。
この人物の死を誰も悲しんではいません。
これは誰なのか?精霊は何も教えてくれません。
スクルージはこの孤独な遺体が誰なのか、本当は知っているのです。
スクルージは、自分がこのまま人助けをせず一人で生きていけば、
自分の周りには誰もいなくなる、ということを悟ったのです。
そこでスクルージは、精霊に生まれ変わるチャンスをお願いするのです。
これまでの人生を反省し、心を入れ替えていくことを決心しました。
感想
クリスマスキャロルを読んで、自分のことを振り返るいい機会になりました。
周りの人にひどいことを言ってないだろうか?
人に親切にできているだろうか?
普段の生活態度を考え直させられる作品でした!
「人は人を満たすことで自分を満たすことができる」
…その通りですね。
お子さんでも大人でも楽しめる作品となっていますのでぜひ読んでみてください。
またいい作品があったら紹介します^^
松橋国語塾では、国語専門塾として日本TOPレベルの指導ができるよう、日々努力しています。国語でお手伝いができることがございましたら以下のお問合せフォームにご連絡いただけると嬉しいです。
今後も役に立てるような記事を書きますね!
それではまた!